椙山女学園大学大学院人間関係学研究科臨床心理学領域
愛知淑徳大学心理医療科学研究科心理医療科学専攻
人間環境大学大学院人間環境学研究科人間環境専攻臨床心理研究指導分野
Cさん(2014年度入学合格)
私は2012年の11月からプロロゴスで勉強を始め、2013年の9月末で3校の受験を終えました。結果は3校とも合格することができました。
【心理学】
私は他学科卒のため心理学は一からの勉強となりました。そのため基礎講座からスタートしました。
受験にむけての私の勉強法は授業で毎回行われる復習テストに向けて、先生お手製のプリントをひたすら暗記する方法でした。
暗記に苦手意識があったので、単語帳のもっと大きくした暗記台帳を裏紙を利用して毎週一冊づつ手作りしました。後はそれをひたすら紙に書いておぼえました。
私は仕事をしながらの受験だったので、週に1日はプロロゴスに行き、2日で暗記台帳を作成し、2日間で宿題を終えて、残りの日を暗記の時間にまわすよう心がけるのが1週間のサイクルでした。
7月になり、実践講座の前半が終了した頃、椙山女学院大学大学院の試験がありました。
その頃これ以上丸暗記ができるだろうか?と自分の暗記の仕方に行き詰っており、授業の復習テストでも平均点を下回ることが多くなっていました。
実際に試験を受けてみて、試験内容が丸暗記だけでは対応できない問題があることを実感し、その後、丸暗記する方法から、わからないところはテキストで調べる方法に変えました。
その時大活躍したテキストは『臨床心理士試験徹底対策テキスト(心理学専門校ファイブアカデミー)』です。
【英語】
英語の勉強方法は、毎回行われる単語テストで満点を目指しました。
英文法に関しては、プロロゴスに申し込みをしてから授業が始まるまで1ヶ月あったので、その間に大学受験用の英文法の参考書を1冊復習しました。英語は中学生の頃から好きでこれを期に訳せるようになることがうれしかったので、長文を訳す宿題は心理学の暗記ほど苦にはなりませんでした。
【勉強時間】
私の受験期間の生活スタイルは朝5時に起きて1時間、仕事後にコメダで1時間の勉強時間を確保するものでした。
勉強できることはうれしかったけれども、暗記作業に疲れてしまうことも多くありました。
無理をすると結局コンスタントに勉強できず、返って時間のロスになるので、毎日勉強を続けるために、調子がよくもっとできそうだと思っても時間で切り上げて、翌日に疲れを残さないように心がけました。
【プロロゴス】
山崎先生とは週に1回お会いするだけでしたが、1週間の暗記の時間は先生とつながっていました。
なぜなら、先生お手製のプリントを通して私は心理学を学び、復習テストでよい点をとる場面をイメージしながら勉強したからです。
結局は1週間ずっと、そして受験期間中ずっと、先生は私の支えでありました。やるのは自分でしたが、先生は常に横を伴走してくれているように感じ、安心して受験勉強に取り組むことができました。
【試験を終えて】
私が受験のことしか考えていなかった間に、遠くに住む母親のことや身近な人のことを考える余裕がありませんでした。
身の回りの人に、「受験期間中は許して」と期限付きで勉強を優先させることをお願いしました。
また、受験期間中に生まれてはじめて突発性難聴と抑うつ経験をしました。7月に初めの1校に合格した直後のことでした。
気持ちの落ち込みを自分でコントロールすることができなくなってしまい、このまま勉強を続けられるかと迷いました。
山崎先生に相談したところ、いったん休んでそれからのことはまた考えればいいとアドバイスをもらい、1週間まるまる勉強を休みました。
休んだ後、結果はどうであってもいいからとりあえず自分でやると決めたあと2校を受験するところまではやろうと決めました。
それから9月の試験までの2ヶ月間はプロロゴスで勉強する他の受講生の人たちを勝手にライバル視したり、大好きな英語が自分よりはるかにできる人にやきもちをやいたり、
また受験について楽しく雑談をしたりと不思議と感情が素直に出ていたように思います。
受験に合格すると自分に自信が持てるのではないかと思いましたが、実際にはそうではありませんでした。ただ、自分には思っていた以上の大きなエネルギーがあったんだということが実感できました。
そして、これからも勉強することは果てしなく続いていくのだと思います。
【講師コメント】
Cさんは心理学の勉強は基礎からのスタートでしたが、1年足らずの受験勉強期間で受験した3校すべてに合格という快挙を達成しました。
体験記にもあるようにCさんは「工夫の人」で、自分にあった勉強方法を工夫し、必要な際には勉強方法を修正するというやり方をしていましたが、
その時々に応じて勉強方法を見直し、柔軟に対応する姿勢はとても大事だと思います。
1校合格後少し体調を崩すこともありましたが、なんとか最後まで受験をやりきれたのは本当によかったと思います。