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日本福祉大学大学院社会福祉学研究科心理臨床専攻Aさん(2014年度入学合格)

日本福祉大学大学院社会福祉学研究科心理臨床専攻
Aさん(2014年度入学合格)

私は、12年ほど洋服関係の仕事をしていました。その後、通信大学で心理学を学んだ後に、大学院進学を目指しました。
私は大学院を目指してから2年目でやっと合格にたどりつきました。
とにかく、合格するためにはあきらめずやることが大事だと思います。
●受験勉強1年目
一番最初は、独学で心理学を勉強して試しに試験を受けたのですが、案の定、不合格でした。
そして、知り合いにプロロゴスの事を教えてもらい、通うことになりました。
社会人入試を希望していたので、心理学の授業を受講しました。
当時は一日2~3時間勉強していましたが、コツがつかめなくてうまく学習できず、復習テストの点が悪く、落ち込みがちというか投げやりな気持ちでやっていたと思います。
●受験勉強2年目
1年間受験にチャレンジし失敗した後、結局、仕事を辞めて1年は試験勉強に専念しました。
そして、これまでは社会人入試に絞っていましたが、他大学院の受験も視野に入れ、一般入試での受験に変更しました。
そのため、2年目からは心理学の勉強に加えて、英語の勉強もはじめました。
プロロゴスでは、春受験(2月入試)直前の3か月間ほど英語を受講しました。
私は、高校での英語の成績が2でしたので、本当に苦手でした。しかし、山崎先生の授業をうけて文法がわかるようになりました。
「プリントを10回見直せば受かるから」との言葉に全14回分の授業のプリントを第8回までは10回ぐらい見直しました。第9~14回の授業は最低5回は見なおしたと思います。
おかげで、試験本番の英語は「あれ?できちゃう?」と思ったほどです。
●心理学の勉強
 自宅での勉強法として、私はノートを3回ほど書きなおしました。
 見直してみると、最初のころはだらだらとまとめただけでしたが、3回目には、まとが絞れていたと思います。自分で覚えやすくまとめました。
 そして、試験の採点で字が小さいと読みにくいだろうと思い大きく書くようにしました。
 どうしても暗記ができないときは、ジェスチャーを加えて覚えたり、例えば、MMPIでしたら、「マッキンレイ(M)君はハザウェイ君と550項目の・・」なんて、物語風に覚えたりしてました。

 論文形式の問題の対策として、私は塾で勉強しましたが、独学の方は起承転結の書き方を知るために、論文の参考書を1冊読んで書き方のコツをつかむといいかもしれません。
 また、出題傾向が分かるので過去問は絶対にやっておいた方がいいです。
●その他
 ある程度、入りたい大学院が決まっているのでしたら、可能であればその学校の科目履修は受けておいた方がいいかもしれません。
 授業の様子もわかりますし、先生と顔見知りにもなります。ついでにいろいろ聞くこともできます。
●受験を終えて
「合格まで2年かかる人もいます」との言葉に2年も!と思い2年過ぎてしまいました。
何回も試験を受けると何となく傾向はつかめるものです。たとえ不合格になっても、その悔しさをバネに、恥ずかしいことは忘れ、あきらめずにやることです。
合格した今は、すぐ試験に合格していたら、知識はそんなになかったかもしれないなぁ、と思います。と自分の都合よく考えることも大事かもしれませんね。
【講師コメント】
 体験記にも書いてあるように、受講当時は思うほど実力がついているように思えなかったとのことですが、こちらのフォロー不足、対応不足があったのだと大変反省しています。
この点については、今後の受講生のためにもなんらかの対応策を講じていきたいと思います。

今回合格した春受験の3か月前から英語の授業を再びプロロゴスで受講しましたが、Aさんが一般受験に切り替えたのは、社会人入試での合格率の低さを考慮すると、非常によい戦略だったのではないでしょうか。
また、やはり大学院に行きたい!という思いが強かったからこそ、2年間頑張れたのだと思います。
中には1回の受験で不合格だったら大学院進学をあきらめる方もいますが、本気で臨床心理士になりたいならば、長期戦も覚悟の上でとにかく頑張ってほしいと思います。
あきらめずにやるべきことを地道にやれば、Aさんのように必ず道は開けます。

プロロゴス